アジア系に対する暴行に思うこと


 ワクチン接種が広がっていると云ういいニュースがある中で、アジア系に対する暴行のニュースは他人事ではありませんし、日本のご家族も心配なされていると思います。アジア系に対する差別というのは今に至ったことではありません。30年近くアメリカにいる私自身も家族も幸い一度も嫌な思いをしたことはありませんが、これには感謝しなければならないでしょう。それでもさすがに今回は身を守る必要性を感じ、家族にはペッパースプレーなどの携帯を勧めましたが、いきなりのアタックにはどうにもならないでしょう。

 

 この問題について、皆さんは何を思いましたか?「アメリカの人種問題は根が深すぎて簡単には語れないし、日本人には到底理解できるものでもない。ましてや抗議運動なんてとんでもない。静かにして、自分たちの身を守ろう。」これ正解でしょう。私もそう思います。

 

 でも、決して他人事ではないし、被害者ヅラして終わる話でもないことは確かです。これはいじめの構造と似ています。虐げられたと感じた者がその鬱憤を自分より弱いものにぶつける。それを行動に移すかどうかでその罪の重さは変わりますが、この感情を一度も心に抱いたことがないと言える人はいるのでしょうか。実はこれ、子供達の中でも見られます、というと心配になりますか?自分の子供に限ってそんなことはない、と思いますか?でも極めて自然なことですからね。どうやら生きていくため、私たちにはそんなシステムがもともと備わっているようです。だからって何をしてもいいというわけではない、それを真剣に私は子供達と話し合っています。さくらも小さいけれど社会であり、その秩序を保つためにひとりひとり責任がある、ということを毎日一緒に真剣に考えています。皆さんはどう思いますか?




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