まずは赤ちゃんを観察
「どうして今、手を出すの~!黙って少し見てると面白いのに。」と思うことがよくあります。でも、思わず手を出してしまう気持ちも分かるし、それぞれママ達に考え方ややり方があるかもしれないので、滅多に口には出すことはありません。

赤ちゃんが何か新しいものに触れる時、何か新しいことにチャレンジする時は特に、その様子を観察しているととても面白いです。その子の目が釘付けになった瞬間、脳の中で何がおこっているのでしょう。じっと見るだけで終わることもありますが、それでも、新しい情報が確実に脳にインプットされているように思います。偶然にもそれに手が触れたら、さらに脳のネットワークがつながっていく、そんなことを想像してしまいます。
もし、その時手や口を出したらどうなるのでしょうか?その情報は形を変えてインプットされるかもしれませんね。情報処理の速さや方法は個人差があります。その子なりの情報収集を、この時期に出来るだけさせてあげることも大切なのでは、と思ったりします。
もちろんそれは「いつも黙って手を出さないで」ということでは決してありません。危険な時や忙しい時、今まさに家を出ないと間に合わない時は、別ですよ。その子中心には世界が回らないことを教えるのも、親の大切な務めですよね。ただ、教えるべきことはそのタイミングを見て教えたほうがいい、というお話でした。時間は意外とたっぷりあります。

”お花が笑った”の歌のイメージで作ってみた紙皿とスティックのお花と、あんずのカップケーキ
期間:6月3日〜8月9日
時間:9時〜2時半(~3:15)
*週1クラスから申し込みできます。